三役の森の成り立ち

合同会社三役の森は、医療機器ベンチャーで深刻化する「三役不足」や「実務教育の不足」という課題に、実務の現場から向き合いたいという三名の思いから誕生しました。

医療機器の開発には、薬事・臨床・安全管理・品質など多くの領域が関わります。

しかし現場では、限られた人数で多くの役割を担わなければならず、必要な教育を受けられないまま重要な判断を迫られる状況が生まれています。

創設者3名は長年にわたり、そんな現場の負担や悩みを間近で見てきました。

「現場で積み重ねてきた経験を、確かな形で届けたい」「ベンチャーが安心して進める体制を整えたい」という思いが三名を結び、三役の森が生まれました。

異なる専門性を持つ三名がそろったことで、実務に根ざした“一貫した支援”が可能になっています。

設立に込めた思い

三役の森の根底にあるのは、「実務のリアリティに基づいて支援する」という姿勢です。
医療機器開発は、薬事だけ、臨床だけ、品質だけでは前に進みません。複数の領域が連動し、初めてスムーズな製品化につながります。

そのため、薬事やCMC・品質に精通したメンバー、長く臨床開発に携わってきたメンバー、医療現場の視点を持ちながら安全・臨床支援を行うメンバーが、それぞれの経験を持ち寄り、課題を“多方向から整理できる体制”をつくりました。

特にベンチャー企業は、限られたリソースの中で素早く判断を求められることが多いため、必要なステップを整理し、安心して進められる環境づくりを重視しています。

三役の森が大切にしている価値観

三名のバックグラウンドは違いますが、共通して大切にしている姿勢があります。

  • 現場感を大切にし、実務に沿った支援を行うこと
  • 企業の目線に立ち、伴走しながら課題を整理すること
  • 誠実で丁寧なコミュニケーションを徹底すること
  • 専門性を深め続け、常に学びを続けること
  • 薬事・臨床・品質・安全管理を「線」でつなぐ一貫性

こうした価値観は、三名それぞれが長年の経験を持つからこそ自然に生まれたものです。

異なる視点がそろうことで、単独では気づきにくい課題にも対応でき、企業ごとに最適なかたちでサポートできます。

また私たちは、医療機器ベンチャーの挑戦を支えることに強い意義を感じています。

限られた体制でも安心して進められるよう、現実的で無理のない支援を心がけています。

事業内容

三役の森では、創設者3名が医薬品および医療機器の開発に長年携わってきた実務経験を基盤に、次の事業を展開しています。

  • 医療機器および医薬品の開発支援
  • 薬事コンサルティング(薬事戦略、承認申請、QMS対応、保険収載など)
  • 医療機器の開発・製造・品質保証体制の構築支援
  • 臨床試験の設計、計画策定、運営に関する支援
  • 三役(総括、品質、安全)に関する支援および実務教育
  • 医療機器業界の人材育成(実務教育、体制構築支援)

これらすべては、「医療機器開発の流れを理解した支援」という一本の軸でつながっています。

技術、品質、安全性を確保しながら、企業が着実に前進できるよう伴走することが私たちの役目です。

お客様へのメッセージ

医療機器の開発や体制づくりには、多くの検討事項があり、迷う場面が自然に生まれます。

そんなとき、実務を理解した専門家が状況を一緒に整理し、必要なステップを具体的に示すことで、進め方は大きく変わります。

三役の森は、どの段階のご相談でも歓迎しています。

まずは状況を丁寧にお聞きし、企業の状況に合った現実的な進め方をご提案します。

気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

三名それぞれの経験を組み合わせ、貴社の取り組みに確かな力を添えられるよう誠実に支援してまいります。

\ お気軽にご相談ください /お問い合わせはこちら